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「ルイ13世」の熟成方法

ルイ13世用のティエルソン(tierçon)は、もともと馬に引かせた荷車でコニャックを運ぶために作られた樽です。

一度に3つの樽を運んだので、この名前がつきました。レミーマルタン社では伝統的にリムーザン産のオークが使われていますが、それは、このオークのタンニンと多孔性がオー・ド・ヴィーの熟成にとって理想的だからです。

スピリッツを熟成させるには外気に 絶えず触れていることが必要で、ティエルソンはこの目的に最適な形状をしているのです。

貯蔵庫――「シェ(chai)」とも呼ばれる――は変わらぬ静寂と安らぎとが支配する場所ですが、セラーマスターはここに貯蔵された大切な樽に常に目を光らせています。ただ辛抱強く待っていれば完璧なコニャックができる、というわけではないからです。樽に詰めた日から毎年、セラーマスターはそれぞれの樽を検査し、試飲して、専門家の嗅覚で熟成度を判断します。また、特定の樽を選んで別の樽とブレンドする作業も行います。

50年を経た時点で、この方法によって300種のオー・ド・ヴィーがすでに縁組されています――そしてセラーマスターは、この伝承の仕事をすでに後継者に伝えています。75年を経た時点で、それぞれの樽でブレンドされたオー・ド・ヴィーの数は700近くになります――その間に、セラーマスターの職務はさらに次世代へ引き継がれているのです。

伝承のコニャックが完全の域に達するには、さらに25年の歳月と後継のセラーマスターが必要です。